F-20の修理

カラー選別機CA-20の修理に行きました。

症状は機械は動いているのにお米が流れない。と、言うことでした。

タンク→糠玉取り→カラ選の順で流れるのですが、糠玉取りまではお米あるのに、カラ選のフィーダーの上にはお米がないという状況でした。

糠玉取りからフィーダーにかけてのシュートで、糠付きをしてお米が流れなくなっていたので掃除したらよくなったわけですが。

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この17番の部分のシュートです。
糠玉取りからフィーダーにかけてのシュートで、糠付きをしてお米が流れなくなっていたので掃除したらよくなったわけですが。 ( ̄ヘ ̄)?これはおかしい

精米してもう少し様子を見ようとしたら精米機(F-20)から・・・

ブオォォォーーーーーーーン!と豪快な音が!これはいけません!

ベアリングとかの異音とは違い、響くような音なので糠ファンを開けました。

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ファンのハネが回って糠を飛ばすのですが、糠の通り道のハネ周りにべったりと。

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これだけ詰まっていれば糠の、いや風の通り道がなければ糠をサイクロンまで飛ばしたり、精米室から糠の吸引ができません。

当然、精米された白米も糠切れが悪く、べたついた感じのお米が出てきていました。

このお米が流れれば糠の付く可能性が低い、カラ選入口からフィーダーへのシュートに、糠が付くわけです。

ハネの先からカバーまでの距離は狭いとこで10mm広いとこで30mm空いていて、そこを風と吸引した糠が通り、サイクロンまで飛んでいくんです。

掃除をして吸引力を戻して、終了です。n

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